たった一日でハングルが読めるようになる覚え方|驚くほど簡単な学習法

たった一日でハングルが読めるようになる覚え方|驚くほど簡単な学習法

2024年/01月/22日更新

あなたも今日からハングルマスター!

この記事では、誰でも簡単にハングル文字を覚えられる秘訣を大公開します。

一見すると難しそうに見えるハングルも、実は驚くほど簡単に学べるんです。

効率的にハングル文字を身につけるためのステップバイステップのガイドと、学習を加速させるための便利なツールを紹介します。

読み終わる頃には、あなたもハングル文字に自信を持って触れられるようになっているでしょう。

ハングル文字は「子音」と「母音」を覚えて組み合わせるだけ

ハングル文字は子音と母音を組み合わせて作られています。

両方をしっかり覚えれば、誰でもハングルを読むことができるようになります。

まずは、一番学べる例題を使って、ハングル文字を学習していきましょう。

감사합니다

ありがとう

「ありがとう」というお馴染みのフレーズを使って、子音と母音を学んでいきましょう。

ハングル
構成 子音ᄀ(k)+母音ᅡ(a)+パッチムᄆ(m)
発音 カm (kam)
ハングル
構成 子音ᄉ(s)+母音ᅡ(a)
発音 サ(sa)
ハングル
構成 子音ᄒ(h)+母音(a)+パッチムᄇ(p)
発音 ハp(hap)

注意:実際には発音ルールが適用され「ham」と読みますが、最初は普通の発音表記で覚えましょう。

ハングル
構成 子音ᄂ(n)+母音ᅵ(i)
発音 ニ(ni)
ハングル
構成 子音ᄃ(t)+母音ᅡ(a)
発音 ダ(da)

감사합니다
kam sa hap ni da

追加レッスンとして、감사합니다で少しだけ触れた子音ᄆとᄇの発音をチェックする問題を解いてみてください。

問題:마と바はどのような発音になると思いますか?
ヒント:감사합니다の中で学習したものを活用します。

答え:

子音ᄆ(m)+母音ᅡ(a)→ma
子音ᄇ(p)+母音ᅡ(a)→pa

これで、7つの子音と2つの母音を学ぶことができました。

ハングル子音の覚え方(19種類)

次に、子音と母音をそれぞれ詳しく見ていきます。

まずは、すでにある程度理解している子音から始めましょう。

先に学んだことをしっかり理解していれば、残りの部分もスムーズに理解できますので、ぜひ活用してください。

今回学習したものとセットで覚えよう

子音ᄇは、どのような発音か思い出してみてください。

はい。子音ᄇは(p)の発音です。

この子音を理解できた方は「ᄑ」「ᄈ」も理解できます。

ᄇ(p)
ᄑ(p)
ᄈ(pp)

それぞれ、日本語のパ行と同じ発音になります。

注意点:日本語的には同じ発音ですが、韓国語では、それぞれ発生方法が異なります。

また、今回習ったᄀ(k)、ᄃ(t)、ᄉ(s)、にも、子音ᄇと同じような発音の違いがあります。

ᄀ(k)
ᄏ(k)
ᄁ(kk)

ᄃ(t)
ᄐ(t)
ᄄ(tt)

ᄉ(s)
ᄊ(ss)

ここまで一生懸命に取り組んだ皆さんは、もう14個の子音(全19個中)と2個の母音(全21個中)を理解できたことになります。

ハングルの理解度チェック

これまでに学んだ内容に加え、新たな子音や母音も含めて紹介します。

가다
ka da

커피 
ko pi
母音ᅥ(o)

끝나다
kkut na da
母音ᅳは、イの口をして「u」と発音

注意:끝나다は、実際には発音ルールが適用されて、kkun na daとなります。

누구 
nu ku
母音ᅮは、普通に(u)と発音

注意:누구 は、実際には発音ルールが適用されて、nu guとなります。

라면
ra myon
子音ᄅは(r)、母音ᅧは「yo」

왜요
wae yo
子音ᄋは無声音で発音しません。
ᅫはwae(日本語的にはウェ)、ᅭは(yo)

자다
cha da
子音ᄌはchの発音

子音ᄌにも「ᄎ(ch)」と「ᄍ(cch)」があります。

お疲れさまでした。これまでに、全19個の子音と21個中8個の母音に触れてきました。

次は、学習してきた内容を整理していきましょう。

子音19個を整理しよう

これまで学習してきた子音をまとめると、以下のようになります。

  • ア行:ᄋ
  • カ行:ᄀ(k)、ᄏ(k)、ᄁ(kk)
  • サ行:ᄉ(s)、ᄊ(ss)
  • タ行:ᄃ(t)、ᄐ(t)、ᄄ(tt)
  • ナ行:ᄂ(n)
  • ハ行:ᄒ(h)
  • マ行:ᄆ(m)
  • ラ行:ᄅ
  • パ行:ᄇ(p)、ᄑ(p)、ᄈ(pp)
  • チャ行:ᄌ(ch)、ᄎ(ch)、ᄍ(cch)

ハングル母音の覚え方(21種類)

ハングルの子音を理解したら、次は母音を学んでハングルの理解をさらに深めましょう。

今回は、学習を容易にするために、無声子音ᄋを用いて母音の学習を進めます。

基本母音(8種類)

基本的な母音の学習方法は「暗記」が鍵となります。

  • 아:a
  • 이:i
  • 우:u
  • 으:u(イの口で発音)
  • 에:e
  • 애:ae(eと同じ発音)
  • 오:o
  • 어:eo(口を大きく広げてoと発音)

この部分については、練習を重ねて覚える以外に方法はありません。

ヤ行母音(6種類)

ヤ行母音は、基本母音の理解があればスムーズに覚えることができます。

야はyaと読み、日本語的にはヤ行に当たります。

아と形が似ていますが、야は一本だけ線が多いです。

この正体は「イ」だと思ってください。

アにイが追加されて「イア」となりました。このイアを一気に発音してみてください。

もしくは「イア」を連続して言うと、「ヤ」の発音になります。

유 yu 

우uにイが追加された。「イウ」を一瞬で発音すると「ユ」になります。

요と여は、母音오(オ)と어(オ)なので、「イオ」となります、一瞬で発音すると「ヨ」になります。

예と얘は、母音에(エ)と애(エ)なので、「イエ」となります。一瞬で発音すると「イェ」になります。

ワ行母音(7種類)

ワ行母音も、ヤ行母音と同様に共通点が多い部分があります。

そのため、まずはそちらを優先して覚え進めましょう。

와wa
母音「ᅩ(オ)」と「ᅡ(ア)」を一度に発音すると、「ワ」になります。

의wi
母音「ᅳ(ウ)」と「ᅵ(イ)」を一度に発音すると、「ウィ」になります。

위wi
母音「ᅮ(ウ)」「ᅵ(イ)」を一度に発音すると、「ウィ」になります。

웨we
母音「ᅮ(ウ)」「ᅦ(エ)」を一度に発音すると、「ウェ」になります。

워wo
母音「ᅮ(ウ)」「ᅥ(オ)」を一度に発音すると、「ウォ」になります。

注意点:2種類例外

외は「オィ」となりそうですが、「ウェ」と発音します。

왜は「オェ」となりそうですが、「ウェ」と発音します。

まとめ

この記事では、ハングル文字の基本から応用までを学ぶことができます。

子音と母音の基礎をしっかりと押さえ、それらを組み合わせて実際にハングルを読み書きできるようになることを目指しました。

特に、ヤ行母音やワ行母音など、少し発音が難しい部分も丁寧に解説しています。

ハングル学習は繰り返しが大切ですので、この記事を何度も読み返し、練習してください。

理解が深まるごとに、ハングルの魅力にもっと引き込まれていくことでしょう。

ぜひ、自分のペースで学習を進め、ハングルの世界を楽しんでください。